60代以上のアクティブなミセス&シニア向け婦人服・おしゃれな作業服・タオルの卸問屋3代目、内田優です。
ここ数日でかなり気温が上がりましたね。
今日はさすがに営業の車の中で我慢しきれずに付けちゃいました…。
エアコン…。自分に勝てませんでした。今年の夏が怖いです。。
さて、今日は作業服の袖付けのサイズから見た、服の作りについてです。
◎袖の太さにもメーカーの違いがある
普段着る洋服でもそうですが、作業服でもやはりメーカーによってサイズの違いがあります。
世の中の流れは細身になっていますよね。女性のスキニーパンツに始まり
今は男性のパンツも細身が多いですし、スーツも細身が多いです。
作業服もちょっとずつその流れにのって、新しい商品は細身にしているメーカーがあります。
この2枚。どちらもサイズは「LL」です。(メーカーは異なります)
写真で見ても下の白っぽいシャツの方が大きいです。
実際のサイズを比べてみた表が以下です。
|
青 |
白 |
肩幅 |
50 |
51 |
身幅 |
120 |
126 |
胴回り |
112 |
116 |
袖付け |
54 |
54 |
袖幅 |
46 |
48 |
胸幅 |
45 |
47 |
袖の付け根(袖付け)のサイズはどちらのシャツも同じ大きさなんです。
しかしその袖付けから15cmくらい袖先にむかった部分(袖幅)を図ると2cm違います。
2cmというと大して違わないように思うかもしれませんが、着てみると結構違いを感じます。
この2枚、実は袖の角度が違います。
ちょっと分かりづらいですが下のような違いです。
- 白い方…横に向かって袖が付いている
- 青い方…やや下に向かって袖が付いている
この角度を変えているのが袖付けのカーブであり、そのカーブに沿った腕の付け根のカーブです。
袖付けのカーブの違いは以下の通りです。
- 白い方…直線的
- 青い方…白い方に比べてカーブが大きい
青い方は白い方と比べてカーブを大きく付けているので胸の部分の幅がちょっと狭くなります。
このようにメーカーによって細かな部分の作りが違っていて、着心地も変わってきます。
それがそれぞれのメーカーの特徴にもなっています。
ですので、作業服を選ぶ時には是非試着をしていただきたいと思います。
それと共に、今回の話しを作業服を選ぶ時の参考にしていただけると嬉しいです。
◎必要以上のゆとりはカッコ悪い!
ちなみに細いと動きづらいのでは…!?という不安を持つ方もいらっしゃると思いますが
この青い方のシャツくらいのサイズであれば全く問題ないと思います。
私の主観かもしれませんが、従来の作業服のシルエットって何となく丸っこいというか、
かなり大きめにゆとりを取っているものが多かったと思いますし、今でもそういったものがあります。
作業をする時に着るものなのである程度のゆとりがないと動きづらい、
その為に大きめにゆとりを取っているんだろうという事は想像できます。
しかしそのゆとりの取り方が大き過ぎるのではないかと個人的に思います。
必要以上のゆとりは見た目を損ないます。つまりカッコ悪くなります。
どうせ働くならカッコ良くておしゃれさを感じる方が良いじゃないですか!
私はそういう思いを踏まえつつ作業服をオススメしています。
PS.何で作業服におしゃれさが必要なのか…それはまたの機会に話したいと思います。