60代、70代、80代のミセス&シニア向け婦人服・かっこいい作業服・タオルの卸問屋3代目、内田優です。
長野県と岐阜県にまたがる御嶽山が噴火したというニュースが連日報道されています。
松本からは直線距離で50km~60kmくらい。
馴染みがある山ですし、死傷者が出ているという事で本当に心配です。
亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに一刻も早い事態の収拾を祈るばかりです。
◎とある図書館の面白いコンテスト
さて、実は昨日まで長野県佐久市であるコンテストが行われていました。
それが
「読書に心地よい椅子コンテスト」
その名前の通り、読書をするのに最適な椅子を選ぶコンテストです。
周辺地域をはじめ全国からプロ・アマ問わず手作りの椅子を応募してもらい、
地域の方にその中で気にった椅子に投票してもらうというものです。
このコンテストの開催場所が図書館です。
新聞や地元ニュースでも取り上げられていましたので私も気になって行ってみたんですが、
いつもは静かなはずの図書館に人が集まりちょっと賑やかになっているのです。
面白い企画ですよね。
◎楽しみと行く理由を与えている
普通に考えると図書館に行く人って、
といった理由で行くと思いますが、このコンテストによって
- 普段図書館を利用している人は楽しみが一つ増え
- 普段図書館に行かない人にとっては“行く理由”ができた
と思います。
事実、私もこのコンテストが行われた図書館には行った事がなかったんですが
今回のコンテストのおかげで初めて行く機会を与えられました。
◎楽しんでもらうというスタンスで考える事が必要
これは洋服を扱うお店でも参考になると思います。
- いつも来てくれるお得意様に対して何か楽しんでもらえる事はないか
- 何か体験してもらえる事はないか
- まだ来た事のない方に対して“行く理由”を提供できないか
考え方としては「洋服を買ってください」というスタンスではなく
「来てくれた方に楽しんでもらう」というスタンスで考える事が必要です。
もちろん売上も必要ですが、それは来ていただいた後の話しです。
是非参考にしてみてください。
最後にこのコンテストに出ていた椅子を一部紹介させていただきます。
木のぬくもりを感じる座椅子
左右が見えないので読書に集中できる椅子
(閉所恐怖症の方には不向きかも…)
椅子+ラックという面白いデザインの椅子
パッと見た感じは木目に見える段ボールでできた椅子
(軽いのかなと思ったら、想像以上に重かったです)
子供が喜びそうなポップでカラフルな椅子
いつも角席に座りたい方に向けた椅子
(個人的に今回の中でこの椅子のコンセプトが一番好きです)
シンプルなデザインの椅子
(背もたれ部分の木が適度にしなって、座り心地は一番良かったです)