必要なのは、広くて高い目線や考え方

60代、70代、80代のミセス&シニア向け婦人服卸問屋の3代目、内田優です。 ちょっと間があいてしまいましたが、前回は舞台の最中に携帯の着信音を鳴らし、なかなか止めない、 その上おしゃべりをしていた残念な中年女性2人組の話しをしました。 そしてこの2人はおそらく商売をしたら失敗し、パートなどをしても“使えない人”になってしまうという事を書きました。 今日は私がなぜそう思うのかです。

◎自己中心的な考えでは周りが離れていく

その理由は、「周りが全く見えていない」からです。 自分たちがやりたい事をやって、その事が周りの迷惑になっていることに気付いていないのです。 仕事というのは、自分で商売をするにしても、パートで働くにしても必ず自分以外の誰かと 関わりを持ちながら行われます。 お客様や従業員、上司、取引業者、近所の方などです。 そういった方が周りにいる中で、自己中心的に自分のやりたいように好き勝手やっていたのでは 売上も上がらず、協力もしてもらえずと言った感じになるはずです。 よく「空気」が読める、読めないと言いますが、周りの空気が読めないと周りにいる人たちは 離れていってしまうと思います。 自分が今話したこと、行動したことは相手からどう見られているのか、その事を常に意識する必要があります …と偉そうに言ってしまいましたが、実はこのことはコチラの本に書いてあります。 すべてが見えてくる飛躍の法則 「すべてが見えてくる飛躍の法則」

◎必要なのは、広くて高い目線や考え方

この本の中では「人称」という表現を使っています。
  • 一人称…自分の事しか考えていない状態
  • 二人称…自分の言動が相手からどう見えているのか思考できる状態
  • 三人称…自分の言動が相手だけでなく周りからどう見えているのか思考できる状態
このように表現されています。 この中で言うと、2人組の女性たちは自分たちの事しか考えていない「一人称」の状態であったと言えます。 もしこの女性たちが二人称以上の広くて高い目線や考え方を持っていたらきっと言動が違っていたはずです。 仕事でも普段の生活でも周りの事を考えた言動は必要ですよね。 私も広くて高い目線や考え方を持てるように常日頃意識しています。 もしあなたが自分のことしか考えられないような状況になったとしたら、ちょっと立ち止まってみてはいかがでしょうか。 必要なのは、広くて高い目線や考え方