60代以上のアクティブなミセス&シニア向け婦人服・かっこいい作業服・タオルの卸問屋3代目、内田優です。
今年もあと1ヶ月を切りました。毎年思いますが、ホント一年早いですね!
さて先日、元HNKワシントン支局長、手嶋龍一さんの講演会に参加してきました。
↑↑手嶋さんのオフィシャルサイトよりお借りしました
その講演会は「今の日本を取り巻く環境はどうなっているのか」という
政治的な事がテーマのものでした。普段、講演会やセミナーなどで聞く話は
商売に関するものがほとんどなので、ちょっと新鮮な感覚で聞くことができました。
その中で、“なるほどなぁ”と思った話を今日はシェアしたいと思います。
◎インフォメーションとインテリジェンス
外交を行う上で、また日本が向かうべき進路を決断する上で欠かせないものがあります。
それは「情報」です。
<現代で情報がないという事は、目隠しをして戦場に行くのと同じ事だ>
ある人がそのように言っていましたが、まさにそのくらい危険な事なのです。
おそらく安倍総理のもとには毎日多くの情報が知らされているはずだと思います。
しかし手嶋さん曰く、
「情報(インフォメーション)はあるがインテリジェンスがない」との事なのです。
インフォメーションは日本語で情報の事です。ではインテリジェンスは…?
◎日本に必要なもの…それが「インテリジェンス」
普段聞いているインテリジェンスは高学歴とか知能が高いというような意味で使われている事が
多いのではないでしょうか。私もそのような理解でした。
もちろんそういった意味もありますが、もう一つ意味があるそうなんです。それが…
「雑多な情報を精査・分析・考察し判断が下せるくらいまでの状態にしたもの」
という意味もあるという事なんです。
この意味、実は日本には一言で表す単語がないそうでそのような概念すらあまりなかったという事なんです。
総理大臣のもとにインテリジェンスが集まり、あとは判断を下すだけの状態にする事が
今の日本にも、これからの日本にも必要な事だと手嶋さんは仰っていました。
これって商売についても同じ事が言えるはずです。
◎情報から何を予想し行動するか
私たちの身の周りにも情報は沢山あります。
拾おうと思えばいくらでも拾えると思います。
しかし情報を拾っただけでは何の役にも立ちません。ただの物知りな人で終わります。
重要なのは拾った情報から何を考えるか、何を予想するかです。
そして導き出した考えからどのように行動するのか、それが必要な事です。
…という私も普段何気なく生活していると、新聞やニュースなどの情報を
そのまま入れている事がほとんどでインテリジェンスを創り出していませんでした。
これからは得た情報からインテリジェンスを創り、商売に活かしていきたいと思いました。
あなたはインテリジェンスを創り出せていますか?