60代、70代、80代のミセス&シニア向け婦人服卸問屋の3代目、内田優です。
一昨日の夜、ある方の講演会に行ってきました。
それがこの方
「小田全宏」氏です。
昨日の地元紙にはこの講演の記事も掲載されていました。
正直、私はこの方の事を全く知りませんでしたが、今回の講演を聞いて一気にファンになりました!
という訳で、このブログでは小田先生と呼ばせていただきます。
◎小田全宏先生とはどんな人?
昨年、富士山が世界文化遺産に登録されたのはあなたも記憶に新しいと思います。
実は、この小田先生は富士山を世界遺産にしようとしたNPO法人で運営委員長をされていた方なんです!
今回の講演では富士山が世界文化遺産に登録されるまでに立ちはだかった幾多の困難、またそれをどのように乗り越えてきたのかというお話しをお聞きする事ができました。
小田先生は大学卒業後、松下政経塾に入塾され松下幸之助氏から直々に指導をしていただき
人間教育について研究され、卒塾後は自ら人材教育指導などの会社を経営されていました。(現在も)
そんなある日、ある友人から「富士山を世界遺産にしないか」と言われNPO法人を立ち上げ、その事務局のトップとなったのでした。…と、詳しくは著書
「なぜ富士山は世界遺産になったのか」に書いてあるそうです。
今回の講演で私が一番感銘を受けたのが、「世界遺産がゴールではない」という事です。
◎富士山の世界遺産登録は目的ではなく、手段
小田先生は確かに富士山を世界遺産にする為に活動されてきたのですが、実際はその先、未来にどうつなげるかが重要だとおっしゃっていました。世界遺産に登録されれば、観光客は増えるでしょうし、お土産なども売れるでしょう。しかしそれは一時の事だと言います。世界遺産になった富士山を中心にその環境や街、国をどのようにしていくか、10年後、50年後、100年後を生きる人たちに今よりももっと素晴らしいものにしてバトンを渡していく事が今後の課題であると言われました。つまり
世界遺産が目的だったのではなく、世界遺産は手段なのだという事です。
私には想像もできないくらい、ものすごく広くて、深いお考えです。そのお考えに私は感銘を受けました。
帰りに早速著書を買わせていただき、サインまでいただいちゃいました。
小田先生ありがとうございました!!
気になる方はぜひ読んでみてください。