60代、70代、80代のミセス&シニア向け婦人服・かっこいい作業服・タオルの卸問屋3代目、内田優です。
今日から10月のスタートですね。
早いもので今年も残すところあと3ヶ月です。
さて、今日はミセス向けの洋服を扱うお店でも参考にしたいスーパーの売り方を紹介します。
◎鮮魚コーナーの2つの売り方
その売場がコチラ↓↓
鮮魚コーナーです。
スーパーの鮮魚コーナーではこういった感じで魚を一匹丸ごとや切り身にしたものを
トレーに入れラップをして売っている事が多いと思います。
トレーの大きさが決まっているので、並べる時はキレイに並べられますし重ねる事もできます。
また直接魚を触られる事もないし、髪の毛や虫が入る事もありません。
お客さんもトレーごとカゴに入れればいいので楽です。
このように売る方にも買う方にもメリットがあるので良い売り方と言えます。
しかしこのスーパーではこんな売り方もしていました。
氷を敷き詰めた上に切り身をトレーに入れて並べたり、魚を切らずにそのまま並べたり。
お客さんが欲しい分だけ袋に入れて買うという、ちょっと手間のかかる方法です。
もしかしたら取る時に落としてしまうかもしれませんし、子どもが直接触るかもしれません。
そう考えると最初の売り方に比べてデメリットが多いような気がします。
ではなぜデメリットが多い売り方をやっているんでしょうか。
◎「美味しそうに見せる」=「オシャレに見せる」
答えは
「美味しそうに見えるから」だと思います。
氷の上に乗っている魚はどれも新鮮に見え、とても美味しそうなんです。
先程言ったデメリットを補って余りあるほどのメリットがあると思います。
あなたもスーパーや魚屋で同じように売られている魚が美味しそうに見えた経験があるのではないでしょうか。
この売り方のポイントは
「美味しそうに見せる」という事です。
これをミセス向けの洋服を扱うお店に置き換えると、
- オシャレに見せる
- 素敵に見せる
- 着ていくところを想像させる
と言った事になります。
◎あなたのお店の洋服を良く見せるには…
ではどうするかというと、だたラックに掛けて並べておくよりも
- 傾斜ハンガーなどで正面を向けておく
- 他の商品と組み合わせておく
- トルソー(人体)に着せておく
- ショーウインドーに飾る
などの方法が考えられます。
どれもお店では自然に行っているとは思いますが
面倒だから売場をあまり変えていないお店もあるのではないでしょうか。
手間はかかりますが、ちょくちょく売り場を変えながらお店にある商品の
できるだけ多くを今以上に良く見えるように工夫してみてはいかがでしょうか。