60代、70代、80代のミセス&シニア向け婦人服・かっこいい作業服・タオルの卸問屋3代目、内田優です。
今日から9月突入です。
早くも秋の長雨なのか…というか8月の終わりからずっとスッキリしない天気が続いています。
日差しが欲しい時に雨が降り、雨が欲しい時に晴れる、さすがに天気は思うようにいかないものです。
さて今日は夏場に気になる売場作りをしていたお店を紹介します。
あるドラックストアなんですが、すごく手間の掛かった売場を作っていました。
◎手書きのPOPをバンバン飾るドラックストア
目立つところというか、目立たせたいところに手書きのPOPをバンバン使っていました。
この店舗のスタッフの方が全て手書きしたものかどうかは定かではありませんが
それでも素晴らしいなぁと感心しながらお店の中をグルグル見て回り写真を撮ってしまいました。
周りからみたらかなり不審者だったかもしれません…。
夏場だったのでこういった紫外線対策の売場
歯ブラシのコーナーにもPOPが付けられていました。
私は他のお店の歯ブラシコーナーで値段以外のPOPを付けているところを見たことがありません。
歯ブラシは毎月変えた方がいいのかと勉強になりました。(実際は毎月変えていませんが…)
「美白歯ブラシ」
この歯ブラシを使うとどんなメリットがあるのか、それがPOPに書かれています。
POPなしでは他の歯ブラシに埋もれてしまうと思いますが
このPOPによって興味を持つ人が確実に増えると思います。
しかも普通の歯ブラシより値段もいいですしね。(1本598円)
◎なぜ面倒な手書きのPOPを使う?
こちらのお店ではメーカーが作ったPOPも使っていました。
しかし多くのコーナーで手書きのPOPを使っていました。
なぜだと思いますか?
実は手書きの方が目に留まりやすく、売れるからなんです!
実際にこの事を実験したお店があったそうです。
メーカーが作ったキレイなPOPを飾った時と、同じPOPを手書きにして飾った時の
売上を比べた結果、手書きのPOPを飾った時の方が売上げが良かったそうです!
データはこのお店のものだけなのでどのくらい信憑性があるかは何とも言えませんが
手書きの方が、
「目に留まりやすくなる」という事は言えるはずです。
キレイなPOPはキレイ過ぎて
“ひっかかり”がなくスーっと前を通り過ぎてしまわれると思います。
その点手書きのPOPは書いた人のアジがあるので
“ひっかかり”があり
目を留めてもらいやすくなると思います。
目に留まるという事は
売れる確率も上がるという事です。
信じられない方は買い物に行った時にご自身の目で確かめて頂きたいと思います。
その後でこういったお店を見ると、それまでと見る目が変わると思いますよ。
是非お試しください。