全然走らない世界屈指のメッシ選手の思考

60代、70代、80代のミセス&シニア向け婦人服・かっこいい作業服・タオルの卸問屋3代目、内田優です。 一ヶ月に渡る熱戦が終ってしまったW杯。 私も決勝戦の今日、朝3時50分に起きて選手入場から延長戦が終るまでしっかり観ました。 1対0という最少スコアで、何点も入る乱打戦のような試合ではなかったですが 緊張感漂う、締まった素晴らしい試合でした。おかげで今日は眠気と戦っていました。

◎憧れの舞台で夢に挑戦したメッシ選手

敗れて準優勝となったアルゼンチンのエース、メッシ選手。 世界でも3本の指に入るトッププレーヤーで、今大会でもМVPに選ばれた選手ですが そのメッシ選手が準決勝前の記者会見でこんな事を言っていたそうです。 「W杯は子供の頃からずっと憧れていた舞台。そのW杯で優勝する夢を叶える為に全力で頑張る」 当たり障りのないコメントではありますが、きっと本心から出たコメントなんでしょう。 しかし準決勝、決勝とメッシ選手の試合を観ていて気になったことがありました。 全然走らない世界屈指のメッシ選手の思考 FIFA.comより

◎全然走らない世界屈指の選手

サッカーの試合は前後半合わせて90分で、選手は平均して大体10km~11kmくらい走るそうです。 運動量が豊富だと言われる選手の場合は12km~13kmも走るそうなんです。 では世界屈指のプレーヤーであるメッシ選手はいったいどれだけ走ると思いますか? 実は平均から大きく下回る走行距離なんだそうです。その距離7km~8km。 試合によっては6km台だったこともあるそうです。 実際、準決勝、決勝も周りの選手に比べて明らかに歩いている時間が長かったですし 重要ではないところでは目の前を相手選手がドリブルしていても全く追いかけません。 全力で頑張ると言っていた割に走らない…。 普通に考えたら「全力で頑張る」というと、がむしゃらに相手に向かって行くといったイメージですが メッシ選手はそのがむしゃらさをあまり感じさせません。 ではぜそんなに走らないのに世界屈指のプレーヤーと呼ばれるのか。 それは「とにかく点を取るから」なんです。 守備をあまりやらず(その分味方選手には負担が掛かりますが)、無駄に走らず、体力、集中力など 自分の力の大部分を点を取る為の行動に注ぎ込んでいるんです。 そうやって今まで結果を出し続けているのです。 全然走らない世界屈指のメッシ選手の思考

◎どこに自分の力を注ぎ込むか

これ、商売や経営など仕事でも同じことが言えると思います。 何でもできるに越したことはありませんが、自分の体は1つですし、時間も1日24時間しかありません。 がむしゃらに色んなことに手を出すよりも、より結果に繋がりそうな事を 順序立てて優先的に行う方が良いと思います。 メッシ選手のように自分の存在価値を考え、自分は何をすべきなのかを考える。 短所を補うよりも長所をより伸ばしていくといったイメージだと思います。 メッシ選手の言動からそんな事を考えました。 全然走らない世界屈指のメッシ選手の思考