60代、70代、80代のミセス&シニア向け婦人服卸問屋の3代目、内田優です。
◎松本が誇る大きなイベント『クラフトフェアまつもと』
ブログにアップしよう、アップしようと思いながら気付けば早一か月…。
実は5月末の土日に松本で
『クラフトフェアまつもと』というイベントが行われていました。
その名の通り全国からクラフト作家が集まり、作品(商品)を展示・販売するというイベントです。
このイベント、毎年1回行われているんですが今年で何と30回目!つまり30年も続いているんです!
30年継続しているその知名度と信用度で、2日間で訪れる人は約5万人に上り
出品する作家の方も約4倍という倍率の選考会をくぐり抜けているそうです。
近くに住む私ももちろん見学に行ってきました。
ただ、私の場合は何か良いモノを探すのではなく、商売のヒントを探しに行くといった感じです。
5万人もの人が出入りする訳ですから、必ず
“何かある”はずです。
と、言うわけで今回と次回で私が感じた商売に役立ちそうなヒントを2つ紹介します。
◎クラフトフェアの見方
今年のクラフトフェアには約300の出展者がいたそうです。
300という数字が多いのか少ないのかよく分からないかもしれませんが、
実際に会場で歩きながら見て回るとかなり多いように感じました。
正直、その全てをちゃんと見るには2日間必要になると思います。
しかし、2日間とも見に行くという人は少なく、1日だけ、それも2、3時間だけ見るという人が
多いのではないかと思います。なぜか・・・。理由は
「疲れるから」です。
今年は2日間とも天気に恵まれ、気温も30度近くいっていたと思います。
その気温の中何時間もずっと歩き続けるのは本当に疲れます。
下手をすると熱中症の危険すらあります。年配の方、子供連れの家族などもいます。
そう考えると、多くの人が
「見流しながら」見ているのではないかと思いました。
<何となく目に付いたものだけ見ている>…そういった見方です。
実際、私はそうでした。
◎まず足を止めてもらうことが重要
そうすると出展者は
『歩く人の足を止めること』がまず必要になります。
見てもらえるか、買ってもらえるかは、まず歩いている人の足を止めるところからです。
何軒かの出展者は足を止めてもらう為のポイントを作っていました。
作品の一部を店の前に並べたり
面白い形の作品を並べたり
「何これ!?」と不思議に思う作品を並べたり
実際に作っている姿を見せたり
動物ふれあい広場状態にしてみたり
こんな怪獣を置いてみたり
やはりこういったポイントを作っているお店には多くの人が足を止め作品を見ていました。
『まず足を止めてもらうこと』これが重要ですよね。
あなたのお店ではどうですか?