60代、70代、80代のミセス&シニア向け婦人服卸問屋の3代目、内田優です。
先日ある人からチケットをいただき、十朱幸代さんの舞台を観に行ったんです。
その舞台は十朱さんが一人で朗読しながら何役も演じ、その横にBGMとして
もう一人の方がピアノが弾くというものでした。
舞台の上には2人だけで、物語自体もしっとりとした内容だったので会場は全体的に静かな雰囲気でした。
<この雰囲気じゃ、居眠りしちゃうかも…>
そんな不安を抱きながら観始めましたが、十朱さんの朗読、演技の上手さと迫力に
全然眠くならずに最後まで楽しむ事ができました。
が、一つだけ問題がありました。
◎会場中に響き渡る着信音
私の隣には中年女性の2人組が座っていました。全く知らない方たちです。
舞台が始まって40分くらいは大人しく観ていましたが…
「プルルルルル、プルルルルル…」
隣の女性のカバンから携帯電話の着信音が会場に響き渡りました。
舞台が始まる前には、「携帯の電源を切ってください」という案内がもちろんありました。
にも関わらず、鳴っています。100歩譲って、鳴ってしまったのはしょうがないとします。
しかし、その女性は携帯を止めようともしません。焦っている素振りもありません。
10秒以上たってからようやくノソノソと動き出してその耳障りな音を止めました。
◎話しを止めない2人組
その後休憩時間があったんですが、休憩時間中隣の2人組はずっとペチャクチャしゃべっていました。
そして後半が始まったんですが、始まってもその2人はおしゃべりを止めません。
さすがに普通にしゃべる音量よりは小さい声でしゃべっていましたが、それでも
静かな雰囲気の会場内では結構な範囲に聞こえていたと思います。
私やその2人組の席は前から5列目という近さだったので、十朱さんにもきっと聞こえていたと思います。
しかし十朱さんは全く動じずに演技を続けていて、やっぱり一流の女優はすごいなぁと感心していたんですが
それだけにせっかくの舞台が隣の2人組のせいでちょっと残念な感じになってしまいました。
◎商売だったら失敗か使えない人
おそらくこの2人組には周りがあまり見えていなかったんだと思います。
自分の事しか考えられず、自分たちが周りからどのように見えているのか、どのように思われているのか
考える事も、感じる事もなかったんだと思います。
ただ生活するだけならこれでも何とかなると思います。
しかしこれが商売だったら、きっとこの2人は失敗しているはずですし、
パートやアルバイトとしても<使えない人>になっていると思います。
なぜこれが商売やパート・アルバイトと結び付くのか…続きは次回にします。